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「NHK財団アナウンサーによるわかりやすい話し方と発声法の実践研修」実施報告

教育革新センターは、2025年10月21日及び28日に、教職員研修(FD/SD)の一環として「NHK財団アナウンサーによるわかりやすい話し方と発声法の実践研修」を開催しました。本研修は、日々の業務における情報発信の重要性を踏まえ、NHK財団アナウンサーを講師に招き、情報をわかりやすく伝えるための基本を「講義と実習」により学ぶことを目的として、2022年度から毎年開催しています。大学統合後初の開催となった本年度は、大岡山キャンパス(21日)に加え、湯島キャンパス(28日)でも実施しました。研修は集合対面方式で行い、各日とも午前と午後に分けて計4回実施しました。対象は学内の教職員で、21日は23名(教員12名、職員11名)、28日は25名(教員21名、職員4名)の合計48名が参加しました。所属キャンパスとは異なるキャンパスで受講した教職員も若干名いました。

当日は、研修開始に先立ち、趣旨説明及び講師を務めるNHK財団放送研修センター・ことばコミュニケーションセンターエグゼクティブアナウンサー松尾剛氏の紹介がありました。研修の前半では、受講者の自己紹介スピーチを具体例に、自分の話し方、発声・発音の基本、話の組み立てについて講義がありました。後半では、前半の講義で得たノウハウを取り入れつつ、事前に準備されたテーマに基づきスピーチ実習を行いました。全受講者は、テーマを「(ほかのキャンパスの方に)大岡山/湯島キャンパスの魅力を伝えてください」もしくは「(異業種の方に)自分の業務/研究内容を紹介してください」から選択し、ビデオ録画を行いながら1分間スピーチをしました。録画した映像を全員で視聴し、自分が普段気づいていなかった改善ポイントを振り返りました。また、講師からは、個々のスピーチに対する客観的な分析だけでなく、改善アドバイスや質疑応答など、わかりやすい話し方の具体的なポイントを踏まえた丁寧な説明がありました。各回とも、予定の研修時間(2時間半)をフルに使い、終了後も残って講師に質問する受講者が見られ、本研修に対する受講者の熱心さや関心の深さが窺えました。

研修後に実施した受講者アンケート(45名/回収率94%)では、「非常に有意義だった」「有意義だった」を合わせて100%、今後の業務に活用できそうかという設問でも「非常にそう思う」「そう思う」を合わせて100%でした。自由記述欄には「自分が普段話しているところを、映像で第三者視点で見る機会は中々なかったので、興味深くいい機会になりました」「1分間プレゼンテーションをビデオに撮っていただき、動画を見ながら解説していただくと、自分の反省点がとてもよくわかります」などと、実習の意義を評価する感想が多くありました。また「今回の研修の内容を早速、普段の講義の際に意識してみました。落ち着いて間を取って話せるようになり、聞きやすくなったのではないかと思っています」と、さっそく実践したという感想も寄せられました。

研修内容については、教職員を対象に、講義部分の録画を期間限定で学内公開する予定です。

講義中の松尾剛講師

1分間スピーチ実習の様子

湯島キャンパスでの実施の様子

プログラム詳細

日時

2025年10月21日(火)・28日(火)

各日とも午前の部(9:30~12:00)・午後の部(13:30~16:00)の2回実施(内容は共通)

場所

大岡山キャンパス西9号館2階213室(教育革新センター研修室)(21日)、
湯島キャンパス7号館6階歯学部第4ゼミナール室(28日)

研修プログラム

  1. 趣旨説明等
  2. 講義
    • 自己紹介:自分の話し方を知る
    • 話し方上達の要素、発声・発音の基本、共通語のイントネーション
    • 話の設計図:情報の整理と組み立て方
  3. 実習
    • 1分スピーチ実習
    • 視聴・検討
    • 質疑・まとめ