CITL-TokyoTech

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概要

センター長挨拶

本センターは、2015年4月に、東京工業大学の教育改革の下で、
教授力と教育意識の高い教員の育成と、学習意欲にあふれ学力及び人間力の高い学生の育成を目標に設置されました。
以来、松澤昭・初代センター長、井村順一・2代センター長のリーダーシップのもと、スタッフ全員の高い志や熱き思いとともに、
(i)教育の質保証体制の構築、
(ii)教育能力の開発及び向上支援、
(iii)教育学習環境の開発及び教育支援、
(iv)教育方法の開発およびその普及、
の4つの柱を軸に継続的に活動を行ってまいりました。

活動基盤が構築されつつあった2020年からは、未曾有のコロナ感染拡大に見舞われ、本センターも、遠隔講義体制の構築などその対応に追われました。しかしそのような危機対応の中で、遠隔講義に関する学生・教員アンケート調査、全学FDによる議論、シンポジウムによるグッドプラクティス講義の共有などの独自の取り組みによって、アフターコロナにおける動画材料・遠隔講義などの有効利用に関する知見が蓄積されました。
本センターの活動は、これらコロナの経験を生かしたつぎの進化を目指す段階に入ったと考えています。そのため、引き続き、これまでの4つの柱を本センターの活動の軸に据えるとともに、つぎの2つの方針で活動します。

1. コロナで蓄積された遠隔講義・オンデマンド講義のノウハウを生かし、全学的に進められているDX推進の文脈の中で、動画などの教育資産を様々な目的に利用できるようなハード・ソフト両面の更なる整備を進め、本学の教育の質の向上に貢献していきます。

2. 教育の質の向上には、教職員の皆さんとの連携が不可欠です。本センターでは,上記のDXツール、全学FD、シンポジウムなどを通じて、各学院・教育組織との連携をこれまで以上に強化し,教職員の皆さんとともに,本学独自の,教育の確たる質向上サイクルを構築していきます。

2022年4月
教育革新センター長
神田 学