CITL-TokyoTech

Logo Center for Innovative Teaching and Learning, Tokyo Institute of Technology
JP
EN

NEWS

2024年度 東京医科歯科大学・東京工業大学合同FD 教育交流ワークショップ「学生と共に東京科学大学の教育を語ろう」実施報告

実施報告

2024年10月1日の新大学発足にあたり,両大学の教育について互いに理解を深め,よりよい教育の実現に向けて協力をしていくための第2弾として,2024年7月2日に東京医科歯科大学(以下,医科歯科大),東京工業大学(以下,東工大)の教育交流ワークショップ(以下,ワークショップ)を実施しました。場所は,東京医科歯科大学湯島キャンパスにあるM&Dタワー26階 ファカルティラウンジにて対面で行われ,東工大から教職員21名,学生8名,医科歯科大から教職員24名,学生6名が参加しました。

参加者の集合写真

ワークショップ開会にあたり,東工大 井村順一理事,医科歯科大 若林則幸理事からの開会挨拶で開始されました。今回のワークショップでは学びの当事者である学生の声も聴くため,1グループあたり1-2名,両大学の学生の参加も募っており,両大学の教員の膝をつき合わせた議論を通じて,学生の特長や置かれている状況を理解し,新大学に向けてより良い教育を築いていくことを目指していることが共有されました。

続いて,医科歯科大の山口久美子准教授から本ワークショップの趣旨と進行方法について説明が行われました。グループワークでは,両大学の教員と学生6-7名で構成された小グループ(A~G)に分かれて,日頃行っている教育方法や指導内容を紹介し合うとともに,学びの当事者である学生を交えて議論することで,両大学の学生の特性やカリキュラムの相違を理解する機会となりました。

グループワークを行う参加者

後半のグループワークでは,「新大学でどのような教育を築くことが望ましいか」の短期目標(1年以内)と中長期目標(3-5年以内)について,各教員の視点,あるいは各教員自身が行える範囲で話し合い,それらをまとめて,グループ内で発表し合いました。その後,各グループ代表のプレゼンターが,グループワーク1と2の概要について全体発表会で披露して,参加者全体で共有されました。全体発表会の司会は東工大の山下幸彦教授,畠山久准教授がつとめました。

2回のグループワークの概要は全体発表会で共有されましたが,参加者の取り組みは一貫して和やかな中にも熱心に行われ,互いの違いを知ることの重要性,そのために短期的にできることとして,互いの現場(ラボ)見学やResearch Mapの充実,入学時からの教養教育の共通化,理工医歯連携の重要性が共有されました。中長期目標としては,グローバル教育をさらに発展させるとともに,医歯理工分野にとらわれない教育を通じて異分野共同研究を推進し,ノーベル賞受賞者を輩出し,東京科学大学という大学名を世の中に浸透させる,などの意見が提示されました。

最後に,医科歯科大の秋田恵一教授から閉会の挨拶があり,今後両大学が,研究と教育を通じて高度職業人に必要な知識と技術を学生に伝授し,世界で活躍する人材の育成に取り組むために,このような教員交流の機会をさらに増やしていくことが重要であると確認されました。閉会後は,同会場で懇親会が行われ48名が参加し,26階からの風景で懇親も深まり,新大学発展に向けて熱い議論を交わしました。