FD研修
やる気を引き出す参加型授業のつくり方
『教える』より『学び合う』場を創ろう
教育革新センター(CITL)では,教職員のためのFD研修を実施しています。今回は,学生主体の学びに関して定評のある本学教授 中野民夫 先生をお迎えし,参加型授業を行うために必要となるファシリテーションスキルを身に付けるFD研修(3回シリーズ)を下記のとおり開催します。ファシリテーションスキルは,授業ばかりでなく,ゼミやPBL,事務研修等で役に立つ非常に重要なスキルです。参加型授業を体験することによりファシリテーションスキルをアップしたいとお考えの教員や職員の参加をお待ちしています。
参加を希望される方は,登録フォームより奮ってお申込み下さるようお願い申し上げます。第1回は対面での模擬授業,第2回はオンラインでの模擬授業,第3回はそれらを振り返りながら学ぶファシリテーションスキルの解説であり,それぞれ非常に学ぶ価値が高く,3回すべてに参加することを推奨しますが,1回あるいは2回だけの参加も受け付けます。
参加登録
参加登録フォーム(2022年11月18日(金) 締切)
対象者
参加型授業(学生主体の学び、アクティブラーニング)やファシリテーションスキルに関心のある東京工業大学教職員
講師
中野 民夫 東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 教授
全体タイトル
やる気を引き出す参加型授業のつくり方-『教える』より『学び合う』場を創ろう
各回日時・タイトル・開催場所
回数 | 日時 | タイトル | 開催場所 |
---|---|---|---|
第1回 | 12月2日(金) 15:40-17:20 |
対面での参加型模擬授業:コロナ禍での苦労と工夫(対面講義) | 西9号館7階 716 714号室 ※変更しました |
第2回 | 12月9日(金) 15:40-17:20 |
オンラインで参加型模擬授業:コロナ禍での授業の工夫(遠隔講義) | Zoom |
第3回 | 12月23日(金) 15:40-17:20 |
ふりかえりを元にスキル解説(ハイフレックス講義) | 西9号館7階 716号室 およびZoom |
講師プロフィール
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。ワークショップ企画プロデューサー。
東京大学文学部宗教学科卒。1982年博報堂に就職。90年前後に会社を休職しカリフォルニア統合学研究所(CIIS)で組織開発・変革学修士課程に留学。ジョアンナ・メイシーやティク・ナット・ハンに出会い参加体験型のワークショップを研究。
以後、会社勤めの傍ら、人と人・自然・自分自身・社会をつなぎ直すワークショップや、参加型の場作りの技法であるファシリテーションの講座を多数実践。2001年『ワークショップ』出版し、日本でのワークショップやファシリテーションのパイオニアとして分野を超えて活動。
2012年から同志社大学教授、2015年秋から東工大のリベラルアーツ教育に参画し、学生同士の対話を重視した参加型授業を展開。大学や教育機関での講座も多数。
主著に『学び合う場のつくり方』6刷、『ワークショップ』18刷、『ファシリテーション革命』9刷(共に岩波書店)『みんなの楽しい修行』(春秋社)など。
東工大教育賞4回受賞(立志プロジェクトWGで最優秀賞など)。
手島精一記念研究賞著述賞受賞(2021)
これまでの取り組み
学生、教職員、執行部、卒業生200名を集め「東工大の未来を語り合う大ワークショップ」を開催
お問い合わせ
東京工業大学 教育革新センター
E-mail:citl-seminar[at]citl.titech.ac.jp ( [at] を @ に置き換えてください)