2022.05.09 Mon.
NEWS
2022年度 教育の質向上サイクル推進助成(Education Enhancement Cycle Grant:EdCycle Grant)の募集について
《 背景 》
2016年度より開始した本学の教育改革は,その準備期間を加えれば,目標の設定や計画から実際に展開する段階を経て,着実に実施しながらも内容の検証や評価を実施する時期に入ってきています。すなわち,当初の目標や計画と実行を照らし合わせながら実施内容を再確認(修正)するといった,教育の質向上サイクルの構築が求められています。
そこで,『学生が自ら学び考える教育』を目指す本学の教育改革をさらに推進するために,学生が主体的・発見的に学修へ取組むことで創造力を育んできた創造性育成科目群*による創造性育成教育の実績と,アクティブ・ラーニングによる授業実践を試みたいという教員への支援(アクティブ・ラーニング支援制度*)を発展的に統合した助成制度を2018年度より開始しました。これにより,「Student-Centered Learningの実現」を強く後押ししたいと考えています。
2022年度からは,より広い申請を促す意味で,マッチングファンドを廃止して,申請者のみで申請できるようにしました。全学的な支援で実施するにふさわしい波及性のある取り組みを特に歓迎いたします。
*創造性育成科目:
2004年度より学部・大学院において学生の能動的・発見的な学習を促す科目の認定及び選定(選定された科目には経費支援有)の制度を導入。2018年度で経費支援終了。
*アクティブ・ラーニング支援制度:
2016-2018年度に教育革新センターで実施したアクティブ・ラーニングによる授業実践を試行する教員への支援制度。
《 目的 》
本助成(以下,「EdCycle Grant」)は,本学における教育の質向上に資する新しい取組み,既存の取組であっても改善活動で質向上を目指す取組みや学内の教育改善モデルとなる取組みを支援することにより,教員及び組織のもつ教育力を活性化し,本学の教育改革を加速することを目的としています。
1. 対象事業
本学が中期目標・中期計画で掲げる教育に関する目標・計画の達成に貢献する部局等の主体的な取組みを対象とします。特に本学が掲げる「Student-Centered Learningの実現」に資する取組みを求めています。
本助成をステップに新たな展開を構想する取組み,これまでの実績を踏まえて更なる充実を図ろうとする取組み,いずれの申請も対象とします。
【取組み例】
(例示にとらわれず,意欲的で教育課程,教育方法,教育内容にインパクトを与える取組みを歓迎します。)
○学生の創造性を育む取組み
○新たな教育方法を展開する取組み(アクティブ・ラーニング,協働・協調を活かした学修,ケースメソッドによる学修,課題に基づいた学修,地域社会と連携した学修,TAを活用した学修など)
○動画を始めとしたオンライン学修コンテンツを活用する取組み
○ライブ配信を活用した同期型のオンライン遠隔授業に関する取組み
○オンデマンド教材を活用した非同期型のオンライン遠隔学修に関する取組み
○オンライン教育を総合的に推進する取組み
○学生が自主的に自学自修を推進する取組み(「学びの7か条」の具体化,相談室の強化など)
○英語教育の充実・促進に資する取組み(FD実施などを含む)
○他大学や企業とのコラボレーションを推進する取組み
○カリキュラム改善を推進するための調査・分析
○教育・学修を評価する新しい方法の提案と実行
○教育・学修の成果を可視化する新しい手法の提案と実行
2. 申請者等
申請者は,応募する取組の実施(企画・計画,実行・運営,検証・評価等)に責任を持つ常勤教員(以下,取組責任者と呼ぶ)とします。
なお,応募する際は,取組責任者が所属する組織の長へ報告し,了承を得た上でご応募ください。
・各学院
・リベラルアーツ研究教育院
・附属図書館
・共通教育組織(リーディング大学院教育課程,教養科目群実施委員会含む)
・共通支援組織
※学院を跨ぐ複合系コースの申請については,以下の通りです。
・取組責任者の所属する学院長とコース主任
3. 採択予定件数
1~5件程度(※全体の予算規模にあわせて調整を行う場合があります。)
4. 助成期間
助成期間は原則,申請年度の次年度4月からの2年間とします。
ただし,今回の募集の助成期間は,2022年8月から2024年3月までとします。
5. 助成額
1 件あたり,50~100 万円/年度とします。
6. 審査方法
教育本部の教育推進部門に設置する「EdCycle Grant実施委員会」が,各部局等から提出された申請書を審査し,採否及び助成額の審査結果について教育本部へ報告し,教育本部が決定します。
採択審査は,申請書による書面審査を行い,必要に応じてヒアリング審査を行います。
7. 審査の観点
本助成の目的である,「教育の質向上」に照らして次の観点を踏まえ,総合的に審査します。
1)「Student-Centered Learningの実現」を踏まえて,それを加速する取組みとなっているか。
【目的妥当性】
2)主な構成員ならびに必要な費用等が明示された実施可能な計画であり,期待される教育効果の検証プロセスが組み込まれているか。【実行性】
3)教員及び組織のもつ教育力を活性化し,学生の主体的な学びに働きかけるインパクトのある取組みとなっているか。【新規性・重要性】
4)他の授業や教育活動にも応用可能な実施内容であり,全学的な教育の質向上への波及効果が期待できる取組みとなっているか。【波及性】
8. 採択後の評価
【中間評価】
助成期間の初年度終了後に,「EdCycle Grant実施委員会」は,採択取組みの進捗状況を確認し,より良い成果が生まれるよう,中間評価を行います。
なお,採択取組みは,その中間成果を,教育革新センターが主催するシンポジウムで報告することとします。
【事後評価】
助成期間の終了を受けて,「EdCycle Grant実施委員会」は,採択取組みの達成度を確認し,質向上サイクルの推進が図られるよう,事後ヒアリングを行います。
なお,採択取組みは,その成果を,教育革新センターが主催するシンポジウムで報告することとします。また,事後評価が特に高い取組は,別途,東工大教育賞へ推薦を行う場合もあります。
9. 応募方法
応募を希望する場合は,下記の「申請書1」及び「申請書2」を〆切までにBox(ファイルリクエスト)へご提出ください。併せて下記連絡先までメールで提出のご連絡をお願いいたします。
【応募〆切】
2022年7月8日(金)17時必着
【連絡先】
学務部教務課教育企画グループ
kyo.kyo[at]jim.titech.ac.jp ( [at] を @ に置き換えてください)
【公募要領,申請書はこちら】
《 以下の公募要領等は、学内環境においてダウンロード可能です。》
10. 審査結果通知
審査結果については,応募〆切後1ヶ月程度を目途にお知らせする予定です。
11. 担当事務(お問合せ)
学務部教務課教育企画グループ(武田,木村)
内 線:7603
E-mail:kyo.kyo[at]jim.titech.ac.jp ( [at] を @ に置き換えてください)